こんにちは!もよです。日常生活の中で大きな声をだすことってないですよね!でも、大きな声を出すことで、体調がよくなります。大きな声を出すだけで?と思われるかもしれませんが、お腹から声を出すと、腹筋が動き、内臓が刺激されて胃腸の動きが活発になります。私自身、発声練習で真剣に声を出すと確かに体が温まるのを感じ、とてもスッキリします。
大きな声を出すだけでも効果はあるのですが、今回、もよオリジナルの発声練習を考えました。それは、楽しい、うれしいなどポジティブな言葉を発声にとりいれるというもの。ポジティブな言葉を発するだけでエネルギーが湧いてくるという効果と大きな声を出すことのコラボです!
しゃべるのが苦手な方や、1日ひとりで過ごす時間の長い方、気持ちが沈んでる方にぜひ挑戦して頂けたらうれしいです。ポジティブワードを大きな声で発することで、少しでも前向きになれたり、心が軽くなれますように!
深く呼吸してみよう
声を出す前に、呼吸についてお話します。よくお腹から声をしましょう!と言われますが、初めての方にとって、とても難しく感じることかもしれません。お腹から声を出す前に、呼吸に意識を向けてみます。呼吸には、深い呼吸と浅い呼吸があります。
実は、数年前から整体に通っているのですが、そこの整体師さんに、「呼吸が浅い」と指摘されたことがありました。当時、ストレスだらけの生活を送っていたこともあり、深呼吸をすることがありませんでした。その整体師さんがいうには、深呼吸できない人が多くなっていると。
そこで初めて、呼吸することの大切さを自覚しました。その後出会ったヨガでは「自分の呼吸に意識を向けて」というフレーズが毎回登場するのです。日常生活で気にとめることのない「呼吸」は、当たり前であって当たり前でない。「呼吸すること」=「生きること」なのだと再認識したのです。呼吸を大切に行うということは、生きることを大切にすることにつながっていくのではないだろうか。最近は、そんなふうに感じています。
それでは、深い呼吸をしていきましょう。
仰向けに寝転がるとやりやすいです。座っている姿勢の方は背筋を伸ばしてから肩を回してストンと力を抜いてリラックス。立ってされる方は、足を肩幅に開いてまっすぐ立ちましょう。同じく肩を回してから、力をストンと抜いて下さいね。
腹式呼吸は、息を吸うとお腹がふくらんで、吐くとお腹がへこみます。両手をお腹に当ててやるとわかりやすいです。
音声を聞きながら 私と一緒にやってみましょう。
腹式呼吸は、寝る前のリラックスした時間にオススメです!
これならできる!お腹から声を出すコツ
腹式呼吸をマスターしたので、お腹から声を出していきましょう。
発声練習でのどから声を出し続けていると、のどを痛めてしまうので、お腹から声を出せるようにコツをつかんでいきます。とっても簡単なので挑戦してみて下さいね!コツは、音声でご案内します。
「ふっ、ふっ、ふっ」お腹へこみましたか?比較的簡単にできたかなと思うのですが、いかがでしたでしょうか?
声を出すときに前かがみになってませんか?
まだ、発声にいかないの?と言われてしまいそうですが、もう一つだけ大切なポイントがあります。声を出すときの姿勢に要注意です。発声もそうですし、スピーチやYouTube動画の音声収録など、発表の場で、これを気をつけるだけで声が格段にでやすくなります。
それは、姿勢です。どうしても、緊張して構えてしまうと、前かがみになりがちです。私もそうでした。初めてラジオでニュース原稿を読み上げたときに先輩アナウンサーから、「前かがみになっていて声が出てない」とダメ出し!いえっあたたかいアドバイスをちょうだいした過去がございます。
では、ここでクイズです。
正解は、一番最後を見てね!
ポジティブワードで声を出してパワーアップ!
前向きな言葉を発すると、気持ちが明るくなったり、エネルギーが湧いてきたりすると言われています。
実際に私が、ある講演会で体験したことなのですが、言葉を発することなく力を入れる、プラスの言葉を発して力を入れる、ということを講師の指導のもと参加者全員で行いました。明らかにプラスの言葉を発して力を入れた時の方が大きな力がでることが確認できました。
ポジティブな言葉には、目に見えない力があることを身をもって実感したわけです。そこで、声を出すことの効果と、ポジティブワードの効果を合わせた口の体操を考えました。
テンポよく言い回しの良い前向きな言葉を3つ組み合わせましたので、大きな口を開けて、はっきりと言葉を出してみてください。
「うれしい・楽しい・おもしろい」3回繰り返し
「やさしい・気づかい・思いやり」3回繰り返し
「恋しい・愛しい・愛してる」3回繰り返し
「本気・勇気・やる気」3回繰り返し
「失敗・どんまい・ありがとう」3回繰り返し
失敗は、マイナスな感じのする言葉ですが、あえて失敗という単語を選びました。失敗するから次はこうしようと考えて成功していく。なので、失敗は良くないことではなく、失敗があって、試行錯誤を重ねるその過程がとても大切なことなのだと考えます。
私が失敗したときに、「どんまい」と声をかけて下さった方たちに、ありがとうとの感謝を込めました。
かんたん語尾のばし発声練習
それでは、思いっきり大きな声を出してストレス発散していきましょう!!
語尾を5秒ほど伸ばします。「せーの」のかけ声でご一緒に!
「みんなーーー大好きーーー愛してるーーーよろしくねーーーありがとうーーー」
「こんにちはーーー楽しいーーー夢かなうーーーあなたがいるだけでーーー最高ーーー」
「まっいいっかーーーラッキーーーまいうーーー幸せーーー絶好調ーーー」
お腹から声は出せましたか?姿勢はまっすぐリラックスできていましたか?
ところで 語尾の文字 気づきましたか?
「みんな(あ)大好き(い)愛してる(う)よろしくね(え)ありがとう(お)」
「こんにちは(あ)楽しい(い)夢かなう(う)あなたがいるだけで(え)最高(お)」
「まっいいっか(あ)ラッキ(い)まいう(う)幸せ(え)絶好調(お)」
そうなんです。「あ」「い」「う」「え」「お」が最後にくるように配置しました。口の形を意識して、大きな口を開けると、明瞭な発音につながっていきます。
この発声をした後、私はかなり体が温まるのを感じました。
以上で、前向きな言葉を使った発声練習を終わります。発声が終わって、気持ちが前向きになれたり、リフレッシュできたり、体が温まったり、なにかプラスな効果がありましたら、とてもうれしく思います。
この語尾伸ばしの発声は、なんでもできちゃいますので、好きな言葉や思いついた言葉でやってみてもいいですね。
最後まで、一緒に発声して下さりありがとうございました!!
クイズの答え
姿勢を正しくして読んだのは 2番目でした。当たりましたか?